昨日の5/12(日)にしもふさクリテに参加してきました。
まず最初に感想ですが、
「うまくいかなかった~」「失敗、反省、そしていい経験」
てなとこです。
おっきな反省ポイントは以下3点。
・バイクの違い ←仕方なし
・アップのやり方 ←経験、準備不足。ダメ
・位置取りの思惑違い ←失敗と実力不足
てことで振り返っていきます。
■■■レース前■■■
今回はヘタレのお仲間からはドンマイ君と自分の2人が参加。
入り時間等を調整しながら11時くらいには会場であるしもふさフレンドリーパークで無事に合流。
ちなみにおいら達の参加カテゴリーはビギナーⅠで、スタート時間は13:15という遅めな時間帯。
でも前日夜半まで雨が降り続いていたので結果的にはこの時間帯はラッキーだったことに。
朝から晴天が続いてくれたお陰でもうとっくに路面はドライ状態になってくれてました。
受け付けしたり、準備したり、車を近い駐車場に移動したり。
ちなみにこれが今回の参加賞です。
キャップは欲しかったので嬉しい。MATRIXさんの宣伝になるけどw

栗村監督と団長。
撮影隊がいて終日なにかを撮ってました。

んなことを色々やっていたら気づくと12:15からのコース試走まであと20分ほどになってしまう。
ドンマイ君とどうするか相談してとりあえず2人で公園外の一般道を走ってアップしてみることに。
田舎道なので走りやすくはあるんですけどアップダウンが結構あって意外と疲れてしまう、、、
アップだから心拍上げとかないと!って思っていきなり結構な勢いで踏み出したのは大きな失敗。
そしてもう1つ決定的だったのがバイクの違い。
今回はエースのカーボンバイクであるウノさん(Wilier Cento1 SL)はハンガー不良につきお休みで、セカンドバイクであるエヴァ初号機(Wilier Evation)にしてました。
前の彩湖エンデューロの時も走っていて、たしかに重くはあるけど走り切れたので大丈夫だろうと思い。(一応ホイールはレーゼロに変更)
まぁ大丈夫だろうもクソもなく故障中なので仕方なかったわけですけど(´・_・`)
前日までに数回ローラーしてたイメージでは問題なかった、というか脚の回りの良さに喜んでたお馬鹿さんだったんですが実際に走ってみてビックリ。
散々GWで走っていたような走り方がまったく出来ない。
そりゃ違うバイクだから乗り方は変わるんだけども、上げ下げってやつがホントに出来ない。
重量だけではなく入れた力の伝導率が悪いと言えばいいのかな、そんな感じで羽がまったく生えないわけです。(完全当社比イメージ)
ただ、速度がついた巡航になるとちゃんと走れる。そこはレーゼロ。
しかしながら35km/h近くからノってくる感じなのでそこまでに何事もなく静かに上げさせてくれれば、って話しになってしまうのでもう今回は集団内で最後までいくしかないな、とこの時点で覚悟。
これが反省ポイントの1つめ。
といってもこれは今回はどうしようもなかったことなので「仕方なし!」と諦める。気にしない。
で、そんな感じで正しくないハァハァで身体に負担がかかっただけの状態で会場に戻ると試走タイムが既に始まっていたのでそのままコースイン。
コース自体は昔に走ったことがあったので特に問題なしだったのは救いだったけどこのアップの下手さには走りながら自分でも辟易、、、
自分の場合、低めからじっくり時間かけて上げていかないとダメなことは分かっていたのに。
たぶん1hくらいローラーをじっくりとやり込むのがいいんだろうなぁと。
今回もローラーは三本ですけど持っていっていたのですが、なんか時間管理がうまくいかなくてちょろっとくらいしか出来なかった。。
これが反省ポイントの2つめです。
結局アップで走ったのは17kmほど。
やはりこれが圧倒的に足りてない。
短時間クリテなくせして、すぐに勝負になるくせして、、>_<
既に走る前からおっきな反省ポイント2つですヨw
そうして車に戻ってから少しローラーしたり、初三本なのに立派に乗りこなすドンマイ君を見届けたりしてたらもう出走待ちの時間になったので2人で待機場所へ。
地味なエヴァ号と派手なドンマイドマーネw

今回、会場内ではECU総帥のタロウさんもお知り合いの応援に来られていたのでご挨拶させてもらい応援と写真撮影までしてもらいました。
あとで写真も送っていただき本当に感謝です。ありがとうございましたm(_ _)m
ピンボケを気にされてたけど、涎垂れ流してたので少しくらいボケてるほうが都合よかですw
そうしてスタート待ちなんですが、この時間って本当にいつも緊張する。。
彩湖エンデューロの時は仲間が多くいたしホームコースでもあったのでさほど緊張しなかったけど今回は全然ダメ。
(自分的に)重要なクリテだからという想いと、幾つもの不安要素とで余計に拍車をかけていたのかも。
不安がる背中。

※Photo by タロウさん
一応は笑っていますが内心ガクブル。

そんな感じでスタートです。
■■■レース編■■■
ビギナーⅠは1周1.5kmのコースを8周回。
スタート位置は集団真ん中より後ろめ。
ま、あまり心配せずにそのまま1周目は先導ライダーありのローリング。
35km/h弱くらいだったのでペースは緩い。
けど緊張とアドレナリン?のフワフワ感じでいまいち落ち着かない。
身体がフィットしていない感じで無駄に疲労してんなぁ、というのが分かる。
なのでしばらくは中盤にいて落ち着かせようと、あまり動かず冷静・安静に務める。
ドンマイ君も後ろにいる様子。

※Photo by タロウさん
3周目くらいでドンマイ君が少し前に行きだした。
自分はもうちょい落ち着かせたい感じだったのと、作戦いや思惑では中盤より前あたりの前から15人めを目安として周っていければいいと思っていたのでそのままステイ。

※Photo by タロウさん
4周目で少し前へ。
目安の15人めくらいの位置取り。要するに先頭集団の後ろめあたりという狙い。
しかしこのあたりから「マズいんじゃないのか!?」とよぎりだす。

※Photo by タロウさん
ビギナークラスの為、集団走行のスキルが低い人が結構多いことに気づく。
(自分が言うのもおこがましいとは思いますがご容赦を、、)
後ろを全く見ずにラインを自分の都合で変えるのはもちろんのこと、カーブでラインを確保しきれずに横から幅寄せされるし、アップダウンで強めのブレーキをかましてきたり。
何度か声をだしてしまった。
「横 or 後ろいますよ!」
「危ない!」
寄せてきたら腕で押し返したりもした。(もちろん事故にならないように軽く)
先頭の様子をみるとドンマイ君は5人目以内に入っていて、先導ライダーもいる中でそんなに荒れずに走れている様子。
それ以降の10~15人目くらいがかなり酷かった。
そしてそこに入ってしまっている自分。
コースのアップダウンだけでなく、クリテでは他要素での上げ下げが多くなる。
エンデューロは自分都合での上げ下げがメインなのでそこが違う。
そして今回はその上げ下げや周囲への注意などでの疲弊が重なる。
加えて上げ下げが苦手なバイク。
上げ下げ出来ないわけじゃないけど疲弊が大きかった。
ここが反省ポイントの3つめ。
もう少し集団走行は成り立っていると思っていた思惑が間違っていて、その結果で位置取りをミス。
そしてそれに対応する為には今回は(バイクも含み)自分の実力が足りていなかった、という連動した要素でのこの悔しい結果でした。
5周目、6周目で前に上がろうとするけど、このあたりで走力の差で中切れ気味になる人が増えてきて先ほどの集団走行がますます混戦な様子になってきてしまい上手く上がれなくなる。
一旦は5番手くらいまで上がったんだけど、下りからの上りポイントで横からの斜行と減速でまた落ちてしまう。
つまりはスキル、実力不足。

※Photo by タロウさん
その後の6周目から7周目に入る頃にはもうみんな前に上がれずに疲れてきてしまっていて先頭集団が分裂気味になる。
そして自分はそこを埋めて上位5名くらいまで上がるだけの脚が尽きてしまう。
レース後で走ってみて分かったけど脚はまだ残っていたようだった。
ロングで出し切った後のようなスカスカにはなっておらずまだ踏めていた。
ということはレース内では、あの時点ではもう踏めなくなっていた自分はなんだったのか?
たぶん周囲への対応で疲労していたのと、アップダウンが多いコースだったことから羽を生やすことが出来なかったことかと思う。
羽と言っているのは、単に踏んでアタックすることなんだけどそれが今回はちっとも出来なかった、という意味。
どんだけ疲労してても無理やり踏めたんだけどなぁー。。
やっぱりレースは違います。
そうしてラストラップ。
一応は集団の後ろにくっつきながら平坦路では必死に踏み倒すものの、うまくその後のライドコントロールが出来ず、スパートも出来ずにドンマイ君の背中を眺めながらそのままゴール。

※Photo by タロウさん
その場ではもちろん出し切りました。
途中からずっと涎垂れ流してたしw
が、本当に出せたかというとちと違う感じ。
■■■レース後■■■
ドンマイ君は入賞し決勝ラウンドにも進むことに!
本当に凄かった!
レース中ずっと後ろから見ていたんだけど、正直いつか落ちてきちゃうんじゃないかと心配してもいたんだけど、結果的にはその位置が正解で、おいらの心配なんかは全くのは杞憂で最後まで残りきって順位も取っちゃった(≧∇≦)
一緒に走った仲間が結果を残すとホント嬉しいもんです。
3位までは表彰台にのせてくれるんですけど、それ以外の入賞者は別個で賞状とかをくれる形でした。
お茶目な写真でw おめでとう\(^o^)/

で、自分はというと順位は一桁届かずなところで決勝ラウンドも無し。
悔しいけど仕方ないという納得感?はある感じです。
納得というか、理由は明確で自分のスキル・力不足なので仕方ないな、と。
8周 12kmを走ってのAVGは40km/hちょいなのでそこまで速いわけじゃないと思うので、集団を活かしきれなかったスキル不足と実力不足かと。
その後はドンマイ君の決勝ラウンドが15:50からあったのでもちろん自分も残って応援。
決勝前にも試走でコースをオープンにしてくれたので、もうレースなんか無いくせに自分も試走w
悔しさと走り足りなさとで1人で爆走。
周りは決勝ラウンドに向けての調整走りなのにおいらだけ下ハン握って踏み踏み。
試走者、見学者からも「あいつなんだ??」と見られながら自分でも笑っちゃう走りっぷりw
とにかく走りたかったから。
レース後の涙の試走タイムでした。
で、ここで思ったのが先ほどの「まだ脚あるじゃん」てやつ。
3周ほど踏めて走れちゃったので。
アップ不足、経験不足ですねぇ。
そうして決勝。
決勝は4周回のスピードラウンドだったので短期決戦で頑張るしかないという展開。
ドンマイ君、かなり脚がつらそうだったけど、後ろめスタートだったのに周回ごとに前にしっかり上がっていってラストまで垂れることまでフィニッシュ。
なんと決勝でも一桁順位を獲得!
ほんと凄い!!!
しんどくても残りきれる、踏ん張れる脚がすごかった。
位置取り云々は本人は余裕なくてそんなに気にしてなくとにかく必死だった、と言っているが、踏める時にしっかり踏めて周りに惑わされずに走れたからこその結果だと思う。
ほんとにおめでとう!
■■■最後に■■■
上記の反省ポイントはホントに肝に命じておきたい。
アップは次回で改善をちゃんと図る。
バイクについてはエンデューロのように巡航維持がメインならばアルミのエヴァ号でも十分可能だと思うけど、他者都合でのアップダウンがあるようなクリテレースでははっきり言って話しにならないと思った。
反応の有り得なさとエネルギー消費の悪さでムリ。
少なくとも自分にはムリでした、すみません。
次回以降はウノさんで出たいと思います。
展開については参加カテゴリーなどもよく考えるべきで、加えて序盤で出来るだけ冷静になって状況を早めに見極めるべき。
ここは経験がものを言うところではあるけども、まずは今回の経験を十二分に活かしていきたいと思う次第です。
あとは事前の妄想・思惑はもっと幅広く選択肢を用意しといた方がいいってことですねー。
そして今回の結果は実力不足も含めて仕方ないという消化をしようとしているけど、やはりなんだかんだで悔しいマグマは腹の底にある感じです。
なので必ずしもふさにはリベンジします。
あ、あと思ったことは、次は1つ上のクラスで出るのもありなのかなー、と。
上から上位クラス。
エリート
スポーツⅠ
スポーツⅡ
ビギナーⅠ
ビギナーⅡ
※今回はビギナーⅠで出場
スポーツクラスのレースも見てたけど、やはり安定した集団走行。
ビギナークラスはしっかり走れてる人は数名で全体としてはかなり荒い様子なのはどうしても。
「オマエはビギナーだろうが!」と言うご指摘はごもっともではありますが、レースでの安心を得るためにもちゃんと走れるクラスでというのもアリなのかなと思いました。
今回はほんとに良い経験が出来たと思っています。
次のレースに繋がります。
そしていつかのJCRCにも繋がる一歩だと思えているので前向きにまた頑張りたいと思います。
一番の目標だった「無事にレースを終えて帰ってくる」が達成出来たのでひとまずは良しとしたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
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