昨日「FTP計測しましたよ」と書いた件(記事はコチラ)についての続編です。
お仲間からのコメントや他の方の数字と比較してどうも怪しいなと思うところが多々。
このレシオならどこそこを何分で走れる、とか聞いたり調べてみたりすると「んなわけねー!」と唖然してしまいどうしたもんかと。
あ、
いや、
その前にそもそも、
『ここで取った数字はあくまで自分の固定ローラーでのトレーニング用なので他比較をするものでは全くない!』というのが前提でした。
こういう前提ありきの数字は自分の中だけに留めておくべきですね。
数字の一人歩きはこわいw
自分は普通に、上げられるだけ上げて、その速度値でミノウラの換算表を照らし、出たパワー値に係数をかけ、そうして算出されたFTP値を体重で割った、、、ただそれだけ。
けど、それでもどの辺りで誤差が生じる可能性があるのかなー、と思ったので少し検討してみました。
考えられる要素は3点。
1. ミノウラのパワー換算表の誤差
2. MAP計測の誤差
3. 体重の影響の大きさ
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1の「ミノウラのパワー換算表の誤差」について。
提供されている、というかWEBに掲載されているだけなのでその数字の裏のとりようがないです。
が、感覚値ですがちょーっと高いような気がしています。
でも一方であくまで固定されたローラーですからその状況下ではこのくらいの数字が出てもいいのかもしれないと思うところもあり。
要するにここでも前提としては他との比較はするなよ、ということかと。
まぁ確認のしようがないのでこれ以上はよく分かりませんw
けどここの数字が違うと全ての根本からの違いになるんですけどね。。
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2の「MAP計測の誤差」について。
そもそもFTP値とは1時間継続出来るパワーなわけですけど、MAP計測って1分ごとに上げていってのラストのパワー値からの計測なわけでして、もちろんそこに学術的?論理根拠があってそういう計測方法になっているわけですが、個人的にはFTPという持久力的な数字がこの計測方法で本当に取れるのかというド素人な疑問はやる前からあった次第です。
少なくとも自分は短距離、速筋系の発達の方が高いのは分かっているのでこの点は結構気になってました。
とはいっても「じゃあ20分TTやるか!」とはなかなかならないのがヘタレの本領なわけでしてw
調べていたらとある方のブログにこんな記述が。
『MAP Testのキモは適切なペースで負荷を上げることらしく、一気に上げ過ぎてしまうと高い数値が出て、上げるのがゆっくり過ぎると低い数値が出てしまうみたい。今回は250W-300Wのあたりで一気に負荷を上げ過ぎてしまっているようなので、次にやるときはもっとじわっと上げないと駄目ですね。』
うーむ、なるほど。
今回は150wスタートで25wずつ上げていきましたが20wずつくらいの方がいいのかもしれない。
ただ、固定ローラーの速度値からのパワー値なので細かい刻みは難しいのが困ったところです。。
あともう1点このMAP計測で気になったところは「MAPパワーの75%をFTPとする」点です。これ重要。
先ほどの上記から発展して「FTPって1時間継続出来るパワーなわけだけどこの数字で俺全然出来るしないんですけど、、、」にも絡んでくるところです。
この75%というのは個人差があるようで70~80%くらいの幅があって、間をとって75%としているのが一般的なようです。
今回は自分もとりあえずは75%で計算してみましたが試しに70%で計算してみたらFTPレシオは0.3も下がりました。
もしかしたら自分の場合はそんなもんなのかもしれません。
一応自己分析な理屈としては「MAPレシオ(有酸素運動のポテンシャル)は良さげだけどそこからロードレース競技として必要な持久的パフォーマンスであるFTPについては低い可能性が高い」のではなないかと考えてみました。
これらについては現時点では「自分の場合そういうタイプ、その可能性も高いのかな」といった感じで思っている程度です。
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3の「体重の影響の大きさ」について。
これはFTP値の話しではなくウェイトレシオの話しだし、それに別に誤差という話しでもないわけですが、体重が数キロ違うだけでレシオはかなり違うんだなぁと実感した次第です。
今の自分の数字で試しに体重を +3kgして計算し直してみたところウェイトレシオは0.2以上下がる結果となりました。
パワーが欲しくて以前と比べて少し増量したので今は体重54kgなんですがこれが60kg倶楽部に入るだけでレシオは大きく違ってきちゃいますね。
今の体重は当社比で以前より軽さがなくなってはいますがパワーとしては最低でもこのくらいはないと駄目かなー、という感覚値なのでしばらくはこの水準にしておこうと思っています。
ということで、パワーウエイトレシオをみていく上で体重も重要な要素であることを再認識したのでそういう面でも注意していこうと思います。
と、まぁ色々と調べたり考えたりしましたが、
結局のところ何はさておきこれらの数字のお陰でコテローが楽しくなったので良かった良かったです\(^o^)/
トレーニング、特にローラーなんて自分比のみのことなので、苦しいながらも楽しめたり頑張れたりする要素が増えるのはいいことです。
気持ち的な面でもそうですし、何よりトレーニングのKPIとなる数字が心拍よりも明確になるのでいい感じです。
ちなみに未だに●●●などのライブDVD観ながら好きな曲でガツンガツンとテンション&パワー上げてやっとりますw
外から眺めたら気持ち悪いどころかドン引きなのは自分でも重々分かっていますがw、それでもう一踏み本当に頑張れてるので気分は上々!で張り切ってハァハァしています( ´ ▽ ` )ノ
自分が楽しめてればそれでイイ!!
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結構ローラーやってますね〜
FTPか〜値が知りたいものの、辛さのあまりだいぶ前に1回測ったっきり、暫く測りたくないf^_^;
それにしてもyuuさんのローラーシステム良いですね〜常設でしょ!これならすぐ乗れますね^o^
でも、早朝実走に行くべし(笑)
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miyaさんへ
コメントありがとうございますー
ようやっと最近ローラーが面白くなってきたところです(笑)
短時間が多いですがそれでもやっていこうと割りきって頑張っておりますです。
じゃないとますます皆さんとの差が広がるばかりですから^^;
FTPは定期的に測った方がいいらしいですよ。
ぜひぜひブラックアウトしちゃってください(≧∇≦)
ローラー環境だけはよくしてます!
が、汗だっくだくして部屋中へんな臭いにさせてて相方からは結構なクレームはいってますがww
��早朝実走
そうなんですよねぇー
走りたいし以前は走ってたんですが、時間効率を考えるとなかなか平日は厳しく、、、、すみません!朝は眠くてダメなんです><
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どもです。MAPテストは本来的にはVo2MAXパワーを知るものだと僕は解釈しているので、Vo2MAXに対するLTの割合は個人差があると思います。
なので、MAPの75%という数値に固執しすぎず、きつ過ぎてトレーニングが微塵も進まないようなら数値を低くしてみるのも一つの考えかと。
もちろん、楽すぎてもダメだと思うので、まずはL4で10分を二本なら二本数値を揃えてこなせる ところを模索すると良いかと。僕はしばらく乗らなくなってFTPに則った数値が出せなくなったときにそうしました。
お互いに頑張りましょう~。
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kanaさんへ
コメントありがとうございます!
まさにそんな感じのことを考えてはおりました。
トレーニングの体感があまりにもズレていたらその75%を調整していこうと思ってました。
まずは皆さん言うようなL4:10min×2本ですね。
調べるだけでも色々出てきますし、皆さんからのアドバイスでもまた得られるし、そして自分がやり出すとまた違ってくるのでほんと楽しいです。
同じことをやってはいたんですが、そこに数字と理論が加わるとこんなにも変わるもんなんですね。
また色々とカナさんの知識、経験教えてください!